ココロころころ

穴を掘って埋めたいような、風に乗せて飛ばしたいような心の叫び

私らしく

バイクに乗ってるときは

ただ前だけ見て走ってるから

伝わる振動に身体を預けてるから

突き刺さる風に私を感じてるから

聞こえる音に酔いしれてるから

キミのこと考えなくていいから

私は私でいられたんだよ

 

絵を描いてるときは

何も考えないでいいから

見たものを見たままに

頭を無にして

手を動かし続ければいいから

キミを想って苦しまなくていいから

私が私らしくいることを実感できた

 

キミといるときの私は

ドキドキしたりワクワクしたり

喜んだり笑ったりときめいたり

いつもより心臓の鼓動が速くて

息が出来なくなったりもしたけど

そんな私も好きだったよ

 

キミが私を向いていないことに

悲しんだり苦しんだり泣いたり

つらく思ったりもしたけど

それでも

キミを好きになれて良かった

そう思えるから

きっと私はまだ大丈夫だって

こうして今ここにいるんだよ

 

いつか

キミを愛した私ごと全部

私が私を受け入れるようになるから

それまでもう少しだけ

このままの私でいさせて